はじめに|釣り初心者が「何を買えばいいか」で迷う理由
「釣りを始めたいけど、何を買えばいいのかわからない。」
あなたが釣り初心者であればそうなることも仕方ありません。
なぜなら、
釣り具はあまりにも種類が豊富だからです。
そこで、この記事では初心者向けの釣り具を紹介します。
この記事で分かること
- 釣り初心者が最初に揃えるべき道具一式
- 最初は買わなくていい道具
- 道具選びで失敗しない考え方
- 予算の目安
釣り初心者が最初に揃える道具【結論まとめ】
先に結論から言うと、釣り初心者が最初に揃えるべき最低限の道具は、
- ロッド(釣竿)
- リール
- ライン(釣り糸)
- ルアーまたは仕掛け
- ライフジャケット
以上となります。
ただし、道具は釣り方によって様々なので、上記の釣り道具だけでは足りないこともあります。
そこで、次に必要と考えられる釣り道具について簡単に紹介します。
釣り道具は「タックル」と「ギア」に分けて考えよう
釣り道具は、釣り人の間で「タックル」や「ギア」と呼ばれることがあります。まずは、この2つについてこのブログでの使い分けを説明します。
タックルとは?
魚を釣るために必要な道具を総称してタックルと呼びます。
つまり、冒頭であげた最低限の道具がタックルにあたります。
ギアとは?
釣りをより快適、安全にするために揃えた方が良い道具をギアと呼びます。
例えば、クーラーボックスや魚を海面から取り込むための玉網(ランディングネット)、糸を切るためのラインカッター、魚から釣り針を取るためのプライヤー、魚を挟むためのフィッシュグリップなど、たくさんのギアが存在します。
初心者が最初に揃えるタックル一式
では、ここからは具体的にどんなタックルを揃えればいいのかを見ていきましょう。
ロッド(釣竿)
ロッドには釣り方によって様々種類があります。
大まかに分けると、ルアー釣り用のロッド、エサ釣り用のロッドの二種類になりますが、さらにそれぞれの中で細かく分類されています。
以下に釣り方に関わらず、初心者向けロッドの条件を記載しますので、ご参考ください。
初心者向けルアーロッドの条件
- 価格:〜10,000円
- 長さ:6〜9.6ft(180〜290cm)
- 継数:1〜4本(※)
- 硬さ:L〜MH
※4本は旅行などに便利なモバイル用パックロッド
初心者向けエサ釣りロッドの条件
- 価格:〜10,000円
- 長さ:180〜420cm
- タイプ:振り出し竿
リール
リールにも種類がいくつか存在しますが、初心者向けには以下の2種類に分けられます。
- スピニングリール
- ベイトリール
見た目はベイトリールがカッコいいように思えますが、釣り初心者には圧倒的にスピニングリールをオススメします。
初心者向けスピニングリールの条件
- 価格:〜10,000円
- 番手:1500〜3000番
ライン(釣り糸)
ラインには以下の四種類があります。
- ナイロン
- フロロカーボン
- PE(ピーイー)
- エステル
初心者にはフロロカーボンがオススメです。ルアー釣りに慣れたらPEラインを選ぶと良いでしょう。
太さ(ポンド:lb)は、対象魚や釣り方、ロッドの硬さなどによって変わりますが、最初は10〜16lb(2.5号〜4号)辺りがオススメです。
PEラインはトラブルが多いので、最初のうちはあまりオススメできません。
また、エサ釣りをするのであれば、ラインはナイロンラインがオススメです。
仕掛け(ルアー・エサ釣り共通)
ルアーにはたくさんの種類がありますが、大きく分けると以下の二種類となります。
- ハードルアー(プラグ、ジグなど)
- ソフトルアー(ワームなど)
ルアーの場合、仕掛けはスナップと呼ばれる金具を糸先に取り付けることで、ルアーの交換を容易にできます。
価格帯はルアーやワームによってまちまちですが、500〜1,500円程度が多くなります。
一方、エサには以下の種類があります。
- 生き餌(虫系、カニ、アジなど)
- 冷凍餌(オキアミなど)
- 加工餌(チューブ式など)
また、釣り方によってはスーパーなどで販売されている生魚なども餌として使うことができます。
初心者が最初に揃える必須ギア
釣りを快適、安全にするためのギアは以下のようなものを揃えましょう。
ライフジャケット【最重要】
釣り場遊びですが、自然の中に身を投じる遊びです。海への転落も起こり得ます。
なので、ライフジャケットは必須です。
ライフジャケットには三種類あります。
- フローティングベスト
- 自動膨張式ライフジャケット
- 手動膨張式ライフジャケット
釣り初心者にオススメなライフジャケットは、フローティングベストで釣り用として販売されてあるものです。
ネットで購入する場合は、国土交通省型式承認の「桜マーク」が付いているものを選ぶと安心です。
初心者でも安心して使用できるライフジャケットの価格帯は5,000〜15,000円程度となります。
バケツ・水汲みバッカン
エサ(コマセ)を作ったり、エサで汚れた手や釣り終えた後の足場を洗ったり、釣れた魚を活かしておくために使うのがバケツやバッカンです。
魚は人の手の温度や地面の熱でも火傷をすると言われているため、釣りを始める前に水を汲んでおくと、いざ釣れた後も慌てることがありません。
クーラーボックス
魚を新鮮に持ち帰りたいなら必須のクーラーボックス。キャンプ用などでも代用にはなりますが、できれば釣り専用で保冷性の優れたものを持っておくと安心です。
はさみ・ラインカッター
仕掛けを作った後や釣りで付きもののライントラブルが起こった時には糸切り用のハサミがないとニッチもサッチも行きません。釣り人には必須のアイテムです。こちらも専用のものを用意しましょう。
タオル・ゴミ袋
魚を触ったり、エサを触ったりした手のままロッドやリールを触ると匂いがなどつくため、タオルがあると安心です。
また、ラインの切り屑やゴミなどは必ずゴミ袋にまとめて持ち帰りましょう。
こちらは別途揃えるというよりは、釣りに行く際に家にあるものを持って行く感じですね。
あると便利なギア(余裕があれば)
フィッシュグリップ
アジやメバルなどの小魚が釣れた際に挟めるフィッシュグリップがあると、安全に針を外すこともできて便利です。
魚はエラを抑えるとおとなしくなるので、フィッシュグリップを使う際にはエラ付近を挟むようにしましょう。
玉網(ランディングネット)
不意の大物がかかったり、足元が高い釣り場の場合にはランディングネットがなければ魚が取り込めません。
5〜8mのランディングネットを一つ持っておくと、いざという時にも安心して対応できます。
ヘッドライト
朝まずめや夜間の釣りを行う際には必ずヘッドライトを持っていきましょう。足元を照らさずに釣り場を歩くことは非常に危険です。
また、魚が感知しづらい赤色灯搭載のライトであると、周りの迷惑になりづらいためオススメです。
プライヤー
魚にかかった針を外したり、フィッシュグリップがない時に魚を持ち上げるのに使います。
釣り専用のプライヤーには、リングを開ける機能やラインカッターの機能が付いていることもあります。
初心者の釣り道具にかかる予算の目安
様々な道具を紹介してきましたが、初心者のうちは釣具屋に足を運び、店員さんに相談して購入する商品を揃えるのが一番確実です。
とは言え一応、以下に予算感を記します。
最低限そろえる場合
釣具屋にあるセット品(ロッド+リール)が一番無難です。これらに合わせてルアーなどを相談して選びましょう。
予算感は、¥15,000〜¥20,000程度。
出来れば、ライフジャケットだけはこれらと一緒に購入しておくと、安心です。
余裕を持ってそろえる場合
上記に加えて、ライフジャケット、ラインカッター、玉網(ランディングネット)などを揃えましょう。
予算に余裕があるなら、クーラーボックスも合わせて購入しておくと安心です。
予算感は、¥30,000〜¥50,000程度。(ロッドとリール除く)
よくある初心者の失敗例
釣りを長く続けるためにも、道具選びには失敗しないでおきたいものです。
最初から全部そろえようとする
直感でも長く続けることが予想されるのであれば、ロッドやリールを含め、釣り専用の道具を最初から揃えるのも手ですが、このブログや他のサイトを参考にして色々と購入したとしても、使わないものだったり、自分には合わないものなど、ムダが出てしまいます。
なので、まずはロッドとリールと言った魚を釣るための道具、ライフジャケットあたりだけを揃えて、釣りをしてみることをオススメします。
実際に現場に立って釣りをする中で、必ず「あっ、あれも必要やった!」ということに気付きます。
その時に、改めて購入しても遅くはありません。必要なものは後から後から出てくるものです。
見た目や価格だけで選ぶ
釣り道具も例に漏れず、高いものはカッコよく見えます。
また、ネット上では見た目も悪くないのに安いものも散見しています。
ですが、初心者のうちは釣具屋に行って、初心者向けの道具を買うことを強くオススメします。
特に、ロッドは繊細です。
キャストしただけで折れることもありえます。
もし、何万もする竿が折れたら、、、特に初心者のうちはキャストもヘタなので、折れる可能性は高いと意識しましょう。
価格や見た目だけで選ばず、店員さんに勧められる初心者向けの道具を選び、釣りに慣れてきてから自分好みの道具に手を出すことをオススメします。
安全装備を後回しにする
ライフジャケットやヘッドライト、磯靴、玉網(ランディングネット)など、あなたや道具を守る装備は軽視されがちです。
なぜなら、釣りは海遊びの延長線のように考えがちだからです。
確かに、海に泳ぎに行く場合にはライフジャケットは邪魔てしかありません。
ですが、釣りの場合は泳げる人も溺れ死ぬことが起こる世界です。
なぜなら、自ら海に入る行為と、予期せず海に転落することとでは、何もかもが違うからです。
自分の命を軽視せず、安全装備はロッドやリールと同時に揃えておきましょう。
まとめ|まずは「最低限」で釣り場に立ってみよう
さて、何はともあれ、まずは釣り場に立って、実際に釣りをしに行ってみましょう。
釣りは体験しなければ何が必要なのか、自分に合っていそうなのかなど、全く分からないものです。
最後なので、僕の失敗談を書きます。
僕が初めて買ったロッドは6ft(180cm)前後の短く太い竿でした。
それは、ジギング用の売り場に並べられていたのですが、実は僕がやる釣りはショアジギングと言って、別の釣りでした。
ショアジギングでは、8.6ft以上の長さがないとなかなかに厳しい釣りです。
この間違いは、船から行うジギングと陸(オカッパリ)で行うショアジギングという種類があることを知らずに、店員さんにも相談せず勝手に判断したから起こった失敗です。
結果、ロッドの¥5,000〜6,000が無駄になりました。
とまぁ、こんな失敗をあなたがせずに済むよう、まずは釣具屋の店員さんに相談しながら、道具を選ぶことをオススメしているわけです。


